理想が高い人ほど、現実を受け入れられない?

理想が高い、と聞くとあなたはどんなイメージを持つでしょうか。

 

その理想の高さが「誰に対してか?」で、印象が違ってくるかもしれませんね。
例えば、「人に対して」理想が高いなら少し押し付けがましく、
迷惑に感じる方もいることでしょう。
そして、「自分に対して」理想が高い、と言うなら一見「向上心があって、
素晴らしい人だな」と感じられるかもしれません。

 

しかし、この「自分に対しての理想が高い人」ほど、何をするにしても
気楽に生きることができず、気負ってしまう傾向にあります。

 

 

・自分への理想が高い人ほど、頑張りすぎる

・理想が高いと、現実を受け入れられないその理由
・「これでいい」とハードルを下げることで幸せに生きる

自分への理想が高い人ほど、頑張りすぎる

今の自分の能力や立場、地位に関係なく「自分に対しての理想が高い」人ほど、
自分の限界を超えてまで頑張ってしまう傾向にあります。

 

自分の理想が高い、と聞くとやはり周りから見るぶんには、「今の自分を理想まで
引き上げるために、頑張れる人なんだな」と好印象を持たれるでしょう。
というのも、理想が高い、ということは「今の自分に満足していない」という
ことであり、より高みを目指し、向上心を持ってあらゆることに取り組める、
伸び代を持った人だからです。

 

 

しかし、理想が高い人は自分の「限界を超えてまで」頑張ってしまう傾向が、
実際にあります。
断言できるのは、他でもない私が「自分に対する理想が高い人」だったからです。

 

当時は全く自覚してはいませんでしたが、かつての私は子供の頃からずっと、
「自分に対しての理想が異様に高い」人間でした。

 

 

何をするにしても、「基準値よりも上」を望む。人と比べて、劣っている自分が
許せない。どんな分野においても、自分が優位でありたい。死ぬほど負けず嫌い。
それがかつての私でした。

 

なぜ、そうなったのかは自分でもよくわかっていませんでした。
しかし、今当時の自分を振り返ってみると、自分に対する理想の高さの
最大の原因は、自分に対する「劣等感」から来ていたように思います。

 

 

 

ねこ

 

 

 

つまり、本当は自分が「偉大などではない」と心の底では自覚していて、
誰かと比べても「劣っていること」を痛烈に実感するのが、嫌で仕方なかった。
それでも、やはり「できない自分」を認めることがどうしてもできなかった。
怖かった。

 

そもそも、育った環境や個性の異なる、他人と比べること自体が無意味で
精神的に疲れるだけだと、今はそう思えるようになったので、無闇に
人と比べることをしなくなりました。

 

→人と比べるのをやめると幸せになれる
→人と比べるデメリットと、自分を客観視することの効果

 

 

そして、今しっかり自分を見つめて、やりたいことに取り組めているお陰で
自分に対する自信もついたので、「比べなくても十分価値がある」
ということを実感し、そのような行為には走らなくなりました。

 

ですが、当時の私は自分に対する劣等感が強い上に妙なところで何かしらの
賞を取ったり、褒められたりとちやほやされる経験もあり、
何を勘違いしたのか「私はまだまだ、こんなもんじゃない!」と心のどこかで
ずっと息巻いていたように感じます。

 

 

理想が高いと、やはりその理想に「追いついていない現実の自分」が
許せないので、どうしても冷静に「今の自分」を客観視することができず、
自分の能力以上に頑張ってしまいがちです。

 

今の自分の限界を知り、その上で「無理するのでなく、自分が最大限に
力を発揮できるところまで、取り組む」のが結果的に、一番効率の良い
能力の伸ばし方です。

 

 

やはり、自分の限界を超えてまで頑張ることは「無理して、しんどい思いをする」
ことですし、無理をしている時点で精神や肉体に「余裕がなくなる」わけです。

 

だからこそ、「ほどほどにしていれば万全の状態で、良い結果が出せた」かも
しれないのに、必要以上に頑張ることで結果「伸び悩み、納得いかずに終了」
することも、誰にも起こりえます。

 

理想が高いからこそ、向上心を持って伸びていくこともできます。
しかし、今の自分の限界を見極め、冷静に「計画を立てて」実行するほうが、
やはりがむしゃらにやるより結果的に成果を上げるのも早くなります。

理想が高いと、現実を受け入れられないその理由

なぜ、理想が高いと現実を受け入れるのが難しくなるのでしょうか?

 

その理由は、やはり「理想」と「現実の、今の自分」が「違う」わけですから、
結果的に「まだ理想に追いついていない、現実の自分」を
認められていないということになるからです。

 

 

つまり、「今の自分を受け入れられていない」ので「本当はもっとやれるのに」
「自分はこんなところで終わる人間じゃない」と、「今ここにいる自分」を
認められないからこそ、「違う」と否定し、苦しむ。

 

理想が高い、とは見方を変えると「プライドが高い」とも言えそうです。
そして、自分に対してのハードルが高い、とも言い換えることができます。

 

 

つまり、1超えて安心し満足する人がいる一方で、2や3を求め、
それを「超えられる理想の自分」を思い描くわけですね。

 

当然、「理想の自分」は頭の中では2も3も難なくクリアし、晴れやかに
ポーズを取っていたりなんかするわけですが、どっこい現実の自分とくれば、
2や3どころか1飛び越えるのもやっとか、もしくは達成できていない。

 

 

だからこそ、「理想はこうなのに!」と「理想と現実のギャップ」に苦しみ、
「理想通りにできない自分」に腹を立て、そんな「自分を受け入れられない」
つまり、そんな「現実を受け入れられない」となるんですね。

 

今の自分の限界値を冷静に見極め、「ここまでなら、やれる」と理解していれば
必要以上に頑張ることも、決して自分を苦しめることもなくなるでしょう。
なぜなら、「そこまでのラインは、今の自分なら超えられる」ことを
理解しているからです。

 

 

しかし、「今超えられない壁」を見極められずに、ハードルばかり上げても
結局その先に「できない事実」が待っているのだとしたら、それは「自分で
自分を苦しめている」ことになると、あなたはそのようには思いませんか?

 

→なるべくストレスを溜めないために。「頑張りすぎない生き方」とは?

「これでいい」とハードルを下げることで幸せに生きる

人は、つい自分に対して高めに「理想の自分」を設定してしまいがちです。

 

やはり、誰でもない世界でただ一人の自分だと思えば、そして一生その自分と
付き合っていくんだと思えば、「自分の納得いく形での自分」でありたいと
誰もが思いますし、決して望んで「カッコ悪くありたい」と思う人はいませんね。

 

自分が大事だからこそ、憧れの芸能人に近づきたくて真似もするし、
自分は一生自分であるからこそ、自然と理想も高くなる。
それはむしろ、私たちが成長していく上で、欠かせない価値ある意識です。

 

 

人からけなされるよりも認められ、持ち上げられるほうが気分は良いですし、
誰だって「正当に評価されたい」と思うのは、当たり前のことですよね。

 

しかし、人は思った以上に忙しく、誰しも「自分のことで手一杯」なのもまた
まぎれもない事実です。
つまり、他人は「あなたが思うほど、あなたのことを気にしていない」。

 

 

だからこそ、人目を気にしすぎてもそれは杞憂になりますし、
あなたの一度や二度の失敗、逆に立派な行動すらも、他人は
「いちいち覚えていない」ことが多いんですね。

 

あなたにしても、そうではありませんか?
例えば芸能人や、世界的に有名な人ならともかく、昨日今日道ですれ違った人の
顔などいちいち見てはいませんし、まして別の事に気を取られていたりなんか
すれば、ものの5分や10分で、忘れてしまいますよね。

 

→気にしすぎの性格を直して行動する自分になる

 

 

 

日時計

 

 

 

理想の自分を積み上げすぎると、やがて息苦しくなり「追いつかない現実」に、
苦しみ悩むことばかり増えていきます。

 

私もかつては理想がこれでもかと言うほど高かったので、そんな自分に疲れ、
「なんで理想通りにできないんだ!」といつもイライラ、
自分を責めてばかりいました。

 

 

自分で自分を責めると、つまり「常に誰かから責められ、なじられている状態」
なので、当然疲れます。肯定どころか否定ばかりなので、
自分が嫌にもなります。自信も無くなります。

 

自信が無くなり、落ち込むとやがて投げやりになります。
「もう、どうでもいいや」と自分に失望し、やりたいことにも意欲がわきません。

 

 

お分かりでしょうか?こうなってしまっては、他ならないあなた自身が
自分で、「自分が成長できるチャンスを潰している」ことになります。
私も、自分で作り上げた「自分の理想像」にさんざん苦しめられ、自信を無くし、
何度も自分に失望してきました。「何をやってもダメだ」と何度も泣きました。

 

しかし、そんなことを繰り返すうちにやがて、疲れ果てました。
ある時ふと、「一体自分は何をやっているんだろう…」と、自分で
「自分の理想像」を押し付けている事に気づき、とてもバカらしくなりました。

 

 

無理をしていると、やはりどこかで「何だかしんどいな…」という「疲れ」が
出てきます。「休息を求めている自分」に気づく時がやってきます。

 

そして、「今の自分の限界」は日々「今の自分がどう感じているか?」を
気にしていれば、自然と測れるようになります。
例えば、記事を書いている最中。30分書いて「しんどいな、もうやめたいな」と
思えば、そこがあなたの「今の限界」なのかもしれません。

 

 

参考までに、私が「今の自分の限界」を測る目安としているのは、
「余裕を持ってその物事を行えているか?」ということです。
やはりつらいと感じている時には余裕がなく、「もうやめたい、休みたい」と思います。
反対に、まだやれるなという時には「楽しい考え、ポジティブな思考」になっています。

 

 

「理想」は、「今の自分の限界を超えてまで」掲げた途端、苦しくなります。
できることならハードルをうんと下げて、「このままでも、大丈夫」と思えると
結果的に、何をするにも「余裕を持って、質の良い作品」が出来上がります

 

 

考えてもみてください。学ぶ意識がなければ、こう長い記事を最後まで読んだり
できませんから、誰より高い意欲のあるあなたならきっと、焦らなくても大丈夫。

 

アフィリエイトも、「仕上げること」より「自分の今の体調や、気持ち」を
優先的に気に掛けながら、余裕ある取り組み方をすると楽しく行えますよ。

 

雑談やご感想があればこちらからどうぞ。